カテゴリ:つくってみた( 13 )

ヒンメリ。

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ヒンメリの語源は、スウェーデン語のHimmeli(天)。

雪に閉ざされ長い月日を闇の中で暮らすフィンランドでは、
太陽神や農耕神へ収穫祭を大切にしていて、ヒンメリは1150年頃から始まった伝統的な装飾なのだそう。
材料となる麦わらには、穀物精霊が宿り、幸せを呼ぶ力がある他、闇をさまよう霊から家を守る意味合いもあったという。


夕暮れにできる影がいいなあと、飾っているヒンメリ。
『ヒンメリ-フィンランドの伝統装飾』(おおくぼともこ著)を読んで、このような背景を知ってからは、単なる飾りではなくお守りのようなありがたい存在となっている。

麦わらと糸だけで、様々な美しい幾何学模様が生み出される不思議な世界。
ずっと昔に異国で生まれたヒトの知恵と感性に、今を生きる自分が心動かされるなんて、素晴らしく幸せなことかもしれない。




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友人へのヒンメリを、
崩さず持って行けるようにとラッピングしてくれた旦那さん。


私が作った時間の何倍もかけて、
最高にステキな贈り物に仕上げてくれた。


まるでお高いシャンパンでも入ってそうな様子で、
一瞬ぬか喜びさせてしまったけれど、、、
中身は小指で持てるほど身軽なヒンメリでしたー。

幸せいっぱい呼び込んでくれますように。


お誕生日、おめでとう!









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by atelier_fufu | 2017-08-27 23:49 | つくってみた

風をまとう人の、バッグ。

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「資料をもち運ぶ時用に、サブ的なバッグを」

ということで作った、
A4ファイルが入るコンパクトなショルダーバッグ。


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単色のイエローやグリーンなど、パッと明るい色のお洋服を着こなす方なので、
綺麗な色を邪魔しないグレーのリネンを選んだ。
チラっと見える裏地のイエローやひっそりと入れた同系色の刺繍は、持ち主にしかわからないお楽しみ。


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朝からものすごく暑い日に、足取り重く歩いてると、
颯爽と、前を歩く人がいた。
明るい色のロングスカートをなびかせ、スキップをしているかのように軽やかに。

「風をまとっているみたい」
その光景に一瞬見惚れた。

しかも鼻歌でも歌っていそうな、穏やかな表情で。
強い日差しに眉間にシワをよせ、ダラダラと歩いていた自分を思わず反省した。


それが、このバッグを依頼してくれた彼女だった。



いつの日か、
風と歩く彼女の肩に、バッグが馴染んでいたならば、
どんなに素敵なことだろう。

















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by atelier_fufu | 2017-07-01 13:43 | つくってみた

落とす女。

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「大家さんの住む1階のお庭へ、ベランダからよくモノを落とすんです」
と彼女は言う。


最初は今どき洗濯物が飛んでいくことなんてあるのかと思ったけれど、
少なくともここ1年で5回ほど、「また落とした」という話を聞いたので、落とす人もいるのだろうと思うことにした。
(非常用持ち出し袋を落としたと聞いた時には、一体どういうタイミングで落とせるのか謎だった)


落とした時に、大家さんにいちいち事情を話して拾ってもらうのが申し訳ないし恥ずかしいという。
それはそうだろう。
言いそびれて何日か靴下を放置され、やがて雨が降り、悲しい感じになることもあるという。
それはそうだろう。


この話をたびたび旦那さんに聞かせていたら、
それならベランダからこっそり引き上げることができる道具を作ればいいんじゃない、ということになり、早速ホームセンターへ。
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使えそうなゴミ拾い用のグッズを発見したので、ちょうどいい長さに改造し、完成!

明るめの木とチョウチョのようなネジが、なかなかオシャレでいい感じ。
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こうやって握ると…

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ほ〜ら、この通り。

何だって掴めちゃう。


これで彼女も思う存分、落とすことができる。
めでたしめでたし。



落とさないように気をつければいいじゃないって?
そいつは無理な話さ。

だって彼女は
「落とす女」なのだから。



真夜中に、ベランダからこっそりキャッチしている姿は、
きっとほっこり優しい景色だろう。









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by atelier_fufu | 2017-05-28 16:43 | つくってみた

365日目の、おめでとう。



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長野で暮らす友人が、
去年赤ちゃんを出産していたことを、年賀状で知った。
なんともめでたい、今年の初ニュース!

1月に誕生したと記されていたので、
それじゃあ1歳のお誕生日のお祝いに、とベストを作ることにした。
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生地は長野の風景をイメージして、nani IROさんの「Mountain views」を選んだ。
ところどころにシルバーが散りばめられていて、ちょっぴり大人っぽい。


赤ちゃんは成長がそれぞれ違うだろうから、
サイズを決めるのはなかなか難しい。

大きさが合うといいなあと願いつつ型紙を作り、
身幅が調節できるよう、前身頃を重ねてボタンで留められるようにした。
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お誕生日の日付は知らなかったのに、
届いた日がぐうぜん当日だったそうで、まさかのミラクル!

この世にきて、まだ365日。
全身から、キラキラと美しいもの発している、小さな小さな女の子。
沢山の愛を感じて、のびのびと、ゆっくり大きくなってね。
お誕生日おめでとう!




そして
友人とはもう10年以上は会ってないけれど、
遠い昔に同じ職場で働いていた時のことを思い出す。

当時ウクレレにハマっていた私を、ハワイアンのバンドに誘ってくれて、
会社も年齢も違う男女8人で、しばらくの間「Hana Aloha」というバンド名で活動していた私たち。
仕事の後に渋谷の貸しスタジオで集合し、練習をして、ビールを飲んで、衣装を手作りして、ほんの数回だけど、人前で演奏なんかもしたりして。
他のパートの演奏が素晴らしかったので、ウクレレは間違えても目立たないし、
気楽に演奏気分を味わっていただけだったけれど。。


とにかく、楽しかったなあ。
まさに第2の青春という感じ。
悩み多き20代の、キラキラと輝いた大切な思い出。


だから、
年に一度年賀状を送る時、
懐かしい日々も思い出し、ありがとうと思う。



離れていても、会わなくても、
思い出でつながっているだけで、素晴らしいことなんだなあ。


ハワイアンを聴きながら、
優しい夜。





































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by atelier_fufu | 2017-01-22 19:12 | つくってみた

クロマメ記念日。

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つやつや、漆黒の、黒豆。

初めて丁寧に、作ってみた。

今年やりたいことの一つ、達成!
ささやかなチャレンジ。



お正月は、
夫婦それぞれ実家でおせちをご馳走になるので、
未だにおせちを作ったことがない。。

母の作る黒豆は、毎年完璧に美味しい。
結婚当初から同じ、正統な(?)レシピで作り続けているらしい。
味に厳しかった義父にも黒豆だけはたいそう誉められたそうで、
毎年お正月にはその思い出話を聞く。
確かに、美味しく、美しい。



かといって特に黒豆に思い入れはなかったのに、
なぜか急に、黒豆を完璧に作れるようになりたい!と思ってしまった。

なぜだろう。
年齢かしら。(充分に遅いけど…)

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色々なレシピを参照し、なるべく昔ながらの正統な作り方を選んで。

とりあえずカタチから入るのは得意なので、
真っ黒ツヤツヤに仕上がるようにと「鉄玉子」というものを購入し、
絶対に美味しくできそうな新しい黒豆を購入し、意を決して作ってみた。


いつものとおりレシピは適当にアレンジし、砂糖の量をだいぶ減らしたら、
お正月のあの甘い黒豆とは違う、あっさり味の仕上がりに。
それはそれで、なかなか美味しい。


意気込んだ割には、時間も手間も予想以上にかからず、
これなら日常に作れると思い嬉しくなった。(鉄玉子も喜ぶ)
何回か作って時間や分量を研究したら、今年中には完璧にできるかな。
そうなったら、すてきだな。


勝手な先入観で、黒豆作りはなんだか難しそうと思っていたのが、
やっぱり自分で手を動かして、何でもやってみるものだわーとつくづく思った。



「この味がいいね」とわたしが言ったから、
1月7日はクロマメ記念日。



来月も、作ろう!









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by atelier_fufu | 2017-01-07 23:39 | つくってみた

リネンの、日傘。

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シンプルな折り畳みの日傘が欲しいなあと探していたが、
ナイロン製でない生地のものは、エレガント過ぎたり高価だったり、
ちょうど良いものが見つけられず。


そのうちに、
自分で作るキットというものが販売されていることを知り、早速購入してみた。


レシピにそって淡々と作業を進め、
好みの配色の日傘が、1日で完成!
楽しかった!

開発した人、すばらしい〜。




ただ一つ、残念なのはその重さ。
骨自体がにかなり重量がある上に、しっかりとしたリネン生地にUV加工の
接着芯まで貼ってみたものだから、仕上がりは相当の重さになってしまった。。

市販の軽量な日傘に慣れているので、そのずっしり感が新鮮で、
きっと昔の日傘はこんな感じだったのかもねと、ちょっと時代を遡った感覚に。



畳む時も生地の厚みですんなり巻くことはできないし、
なかなか手のかかる重い日傘だけれど、自分で作ったからこそ愛着がわく。(というより許せる!?)



いよいよ本格的な夏。

早くこの日傘をさして、お出かけしたい。











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by atelier_fufu | 2016-07-16 13:27 | つくってみた

フキ。

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ちょっと手間はかかるけれど、
苦味が美味しい、春の味。


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大きな葉っぱは長い時間アク抜きをして、
ゴマたっぷりのふりかけに。


冷蔵庫に1品でも常備菜があるだけで、一気に気持ちにゆとりができる。


今さらながら、常備菜づくり上手になりたい。









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by atelier_fufu | 2016-04-27 18:25 | つくってみた

よもぎの草大福。

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野菜便で届いた色々な葉物。

その中に「よもぎ」と「春菊」が入っているとのことなのだが、
それらしき2つの束はものすごく似ていて見分けがつかない。
嗅いでみてもどちらも草の香り。

ネットで調べてみると、「よもぎ」は葉の裏が白っぽいらしいということを知り、どうにかこうにか判断してみた。


「よもぎ」といえば、草大福!

ということで
レシピを探し、上新粉を買いに走り、
初めて作った草大福。
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お天気に誘われ、せっかくなので公園で試食。


お味は‥‥‥‥。

!!!

まさに草そのもの。
で、よもぎの風味は感じられず‥‥。

皮ももちもち感が足りないし、ついでに中の餡も微妙に固く甘さも控えめすぎて、
とにかく色んな意味でお店の草大福とは別物だった。


昔から、初めて作るものでもレシピは参考程度で分量なども勝手に変えてしまうので、よく「チャレンジャーだね」と言われる。
お菓子は特に、レシピを大きくアレンジすると失敗する確率が高い。
なのにどうしても、砂糖の量を大幅に減らしたりしてしまい、結果甘くない、お菓子とは言えないものが出来あがることが多々ある。
(自分としてはそれはそれで美味しいと思うのだけど。。)



今回は潔く失敗を認めよう。

まるで固い小豆入りの冷やごはん(草風味)を食べている気分だったし。

食べたあと旦那さんは、悪気なく
「何か甘いもの食べたくなっちゃった」と言っていたし。

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それにしても、何でよもぎの風味もなかったのだろう。


もしかして‥‥‥「春菊大福」!?





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by atelier_fufu | 2016-04-23 16:50 | つくってみた

フキノトウ。


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春の代表格、フキノトウ。
独特の苦味が美味しいと思えるようになったのは、かなり大人になってから。


じっくり眺めたのは実は初めて。
こんな風になっていたんだ。

フキノトウは蕾の部分で、
その下に伸びる葉が、あの長い「フキ」だということも
初めて知った。
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前回天ぷらにしてみたら、思い切り失敗したので
今回は、ふき味噌に。

こんなに簡単に作れるなんて、ちょっと感動。
しかも失敗なし!




野菜便のおかげで、
今までは手を出さなかった食材のレパートリーが増えるのは、嬉しいことだ。


だけど‥‥‥。
冬の間に沢山届く大根の消費が追いつかず、最近ちょっぴり困っている。
まさに大根三昧な日々。。

いよいよ本格的な漬物にチャレンジかしら。





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by atelier_fufu | 2016-03-14 18:10 | つくってみた

塩レモン。

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煮沸消毒した瓶に、天然塩とレモンをいれて、
時々ひっくり返すだけ。

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無農薬のレモンがやってきた。
せっかくなので皮ごと使えるレシピを探して、
初めて知った、「塩レモン」の存在。


塩漬けすることで保存がきくという単純なものだけれど、
自分では思いつかないし、
インターネットでレシピを教えてもらえるのは本当にありがたい。

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2週間経ったところ。
だいぶ汁がでて、しんなりしてきて美味しそう。


レモン汁はドレッシングに、
皮と実は野菜ジュースに、そのほか色々便利に使えそう。


使うとしてもほんの少量で、日持ちもしないので、
普段レモンを買うことはほぼ無い生活をしてきたけれど、
こうしておけばいつでもレモンの風味を楽しめる。


野菜便のおかげで、
不意にレモンとの日々が始まった。


うれしいなあ。



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by atelier_fufu | 2016-02-18 17:36 | つくってみた


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